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信州《八ヶ岳山麓》 [旅行]

猛暑から逃れる為、パソコン片手に長野県にいってきました。松本出身の前谷夫人から情報をいただき、メインとなる場所は一通りまわることができました。結局スケジュールを過密にしすぎてパソコンは一度も開くことはありませんでしたが。。。帰って図面かきます。
まずは八ヶ岳中信高原にある白樺湖から車山高原、美ヶ原とまわって松本市へ。写真は標高1400mにある白樺湖。戦後一大リゾート開発した場所です。清里や白馬等と同様にバブルと昭和の残り香がするリゾート地で、美しい景観と共に廃墟化したホテルが沢山あります。団塊の世代をターゲットとした浮かれたリゾート地は小学生だった頃あこがれでしたが、世代が一巡して子供と行くと色々なことが見えてきます。
涼しくて美しい自然が作り出した最高のロケーションと人の欲望むきだしの昭和な建物群の対比が何ともいえません。今となってはこれはこれでノスタルジーすら感じる面白い場所になっています。
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かわって灼熱の国宝松本城。の天守3階。入場規制がかかる程の人出でしたがこの空間は誰もが素通りするぽっかりあいたボイドです。窓がほとんどなく低い天井高が独特の空間をつくっていました。
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最上階天守閣。ザックリした構造が力強く美しかったです。
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伊東豊雄設計の松本市民芸術館。R0015793.jpg
心地良い光の操作でした。
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安曇野にある内藤廣設計のちひろ美術館。庭を上手く利用した美術館でリゾートホテルのよう。このままスパに改装できそうした。
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信州といえば蕎麦。田舎と二八のあいもり。
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松本市生まれの草間彌生デザインバス。
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八ヶ岳山麓の赤松群。凄いルーバー。ふすま絵に。。。
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そして八ヶ岳山麓の山梨側にある小淵沢の中村キースへリング美術館へ。
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北川原温設計で斜めやR等、形態操作を多くしていますが、明暗や大小のコントラストのはっきりした空間は圧巻です。実物はみたことはありませんが、おそらくオスカーニーマイヤーのよう。久々に大ヒットの美術館でした。外観に見える中心のR型の空間がそのままの形でメインの展示室になっています。天井高さは10m以上で床も全面傾斜しています。企画展では用意できない空間がありました。おすすめです。
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