上棟《A-HOUSE》 [現場]
大阪市内の店舗付き住宅、A-HOUSEの現場が着々と進行しています。今回の構造はK型フレームが特徴の鉄骨造を選択。通常の重量鉄骨と比べると柱が壁内で納まるので柱型が店舗に出てこず、スッキリとした空間をつくることができ、基礎も重量鉄骨程は大きくならない為、幾らかのコストメリットが期待できる構造です。
コンクリートの打設前に土台と2階の梁を装着する等、少し特殊な部分もありますが無事に配筋検査も終えることができました。
近隣の人々からは1FL高すぎじゃない?とのお声も。これ2階の梁なんですと説明しています。
温かく見守っていただいています。
コンクリートのスランプ値の確認とテストピースの作成です。
スランプの確認後、漸く打設。コンクリートの打設と上棟は職人も多く来るので、何か祭りを想起させるような華やいだ雰囲気があり、一番好きな工程です。
基礎工事後、今回の軽量鉄骨を担当して頂くコーヨークリエイトさんの工場で斜線制限で特殊な形となる3階部分の仮組の確認に行ってきました。屋根の下地を張るにあたっての微調整や、階段の取り付け方法等を入念に打合せしてきました。
やはり顔を合わせて物を見ての打合せは必須です。今まで電話のやり取りで不透明だった部分が明確になりました。
溶接や錆止め、鉄骨加工の工程も見せて頂きました。写真は耐力を担うK型フレーム。
そしてこの度晴れて上棟です。今からは細かい所の質を上げて行けるようしっかりと打合せしていきたいと思います。
2014-10-22 09:30