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伊東建築etc@台北 [旅行]

新年明けましておめでとうございます。

日常業務に追われ、なかなか更新が滞りがちですが、今年もブログ徐々に頻度upして行きたいと思いますので、本年もご一読いただけたら幸いです。


アウトプットの日常から、鋭気とクリエイティビティを取り戻しに台北に行ってきました。

故宮博物館や龍山寺、九份等の観光地を通して台北を見るのはもちろんですが、

新しい建築を通すと今の台北文化が見えてきます。


まずは松山文化創園区へ。

ここはタバコ工場だった広大な敷地にある築75年の工場やオフィスをリノベーションして芸術村にした総合施設で、敷地の真横にはドーム球場が建設中だったり、台北の再開発エリア&最新スポットになります。

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広大な敷地に入ってまず目につくのが、2層の低いタバコ工場とは対照的に伊東豊雄設計の巨大な文創ビルです。ホテルとファッション雑貨、書籍を扱う商業施設で、セレクトされた土産物や雑貨が多いので旅行者にもお勧めです。

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地下1から3層までが商業施設で、ホテルのエントレンスは建物規模の割に小ぢんまりした印象。

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ホテル内の1階ロビー横にあるラウンジ。T-siteのように蔵書をインテリアにしています。
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外観は当時のまま残されたタバコ工場。中庭型のプランで内部は古い小学校のよう。
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内部は台湾デザインミュージアムに。グラフィックやプロダクトの台湾デザインが並んでいました。
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ミュージアムショップとは別に雑貨やお土産売り場も梅田の高架下を思い出します。。
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広大な敷地の為、直ぐに疲れ果て、かつての工場で働く人の託児所をリノベーションした書籍カフェへ。。。
雰囲気のある木造トラスの小屋組空間でいただく、お茶はまた格別でした。
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旅と関係ありませんが、地下鉄の優先座席ポスターの世界観がすごい。。
もう一つ見たかった伊東建築が台湾大学社会学部棟とそれに付属する図書館棟です。
パソコンで個人情報を入力し、パスポートを預けると内部の見学も可能です。
朝の8時20分から開いているので家族旅行の合間に一人で立ち寄るにはお勧めです。
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垂直ラインを強調する柱とそれに連続した花弁のようなスラブ、構造壁が3枚程のシンプルな構造体で、森林内のような木漏れ日さす空間を実現しています。
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ジョンソンワックス。これも本物を見て見たい。
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社会学部棟から見た図書館上部。防水工事中。
台北101の横にある台北貿易センター広場もまた伊東豊雄設計。
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古い建築と黄色いタクシーが台北の風景を作っています。
台北市内は大阪のようなタワーマンションは少なく、マンション価格はどこも高騰しているようで、紀彦をはじめ日本の建築家によるデザイナーズマンションの看板を至る所で目にしました。
台北にお仕事で行きたいです。。
台北のディベロッパー関係者の皆さま是非!
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リージェント台北近くの最高級エリアに新しくできた伊東豊雄事務所出の建築家平田晃久による富富話合。
複雑にテラスと住空間を組み合わせながら外観をつくっています。
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初詣は台北で最も古い1738年建立の龍山寺へ。日本と異なり石造?混構造?総木造ではないようで、柱の石の装飾が特徴的でした。
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見上げれば凝った装飾の構造体。同じお寺でも異国情緒満載です。
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九份。。
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建築は程々に。。台湾といえば足つぼマッサージや台湾シャンプー等も充実しているので夕飯前に観光で疲れた体を癒しにマッサージ店へ。
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写真は美容院で行われる台湾シャンプー。泡アート的なのと気持ちの良いマッサージをしてもらえます。
渡辺直美がくるお店とか。。そんなんばっかりですが。。
旅行最終盤、胃もたれをこらえ薬を手に、家内ご所望の台湾名物の蟹おこわを食べに台湾料理店へ。。。
行ったつもりが、間違えてガイドブック隣に掲載れていたローストダック専門の広東料理店へ行ってしまいました。
人生初の漫画のような北京ダック。
お店の前で何料理か見てから入店する事と何事も適量が美味しいということを学びました。
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空港でも蟹おこわを探しましたがなく。。ネットで検索する限り、日本でも食べられる店が見当たらず。。
一生言われ続けると思うと、弾丸でもまた台湾に再訪したいと思いました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


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