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カイルア滞在《ハワイ》 [旅行]

1週間ほどお休みをいただきハワイへ行ってきました。今回はオアフ島の東に位置するローカルタウン、カイルアに滞在しました。空港でレンタカーを借りていざカイルアへ。ワイキキから小一時間程度の距離ですが、景色が急にのんびりとしたローカルの雰囲気に切り替わります。141209d.jpg
カイルアタウン。写真では伝わりにくいのですが、本当にいいところでのんびりするには最適でした。

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借りていた家。一軒家なにで回りを気にしなくていいし、広くて綺麗でした。カイルア行くならおすすめです。

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カイルアから続くラニカイタウンへと向かい、ラニカイカイヴァリッジトレイルへ。20分ほど登ると山の上からラニカイビーチが見えてきます。ビーチに沿って建つ低い家並みの佇まいがいいですね。

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次の日にもう一回同じところを山登り。絶対見るべきと言われていたサンライズを見るために早朝6時にトレイル。あまり感じにくい方ですが、これにはただただ感動しました。

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朝起きて歩いてビーチに向かい、海に浸かり砂浜で寝るだけの一日。自然と戯れる至福の時間を過ごすことができました。さっ仕事します!

うどん県建築行路 [旅行]

隠れた建築のメッカ香川へ建築と饂飩の旅に行ってきました。まずは腹ごしらえとして朝食から饂飩です。選んだお店はうどん県の中でも今最も注目されている釜揚げ饂飩の名店”長田in香の香”。ここの付け汁はパンチの効いた旨味と独特の香りが後味に広がることで有名。普通の讃岐饂飩より少しモッチリした弾力のある麺との相性が良く、子供でも一人前ならペロリと食べられる美味しさでした。R0016124.JPG
お出汁入れの徳利も味があります。ガイドブックには荷造り用のビニールヒモでもこの出汁があったら食べられると紹介されていました。確かに。。
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このつや!
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何のイメージ付けもない内装。饂飩に集中できます。
長田in香の香
善通寺市金蔵寺町1180
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谷口吉生の香川県立東山魁夷せとうち美術館。予想通りの美しさ!
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金毘羅宮にある資生堂パーラーの壁画↑田窪恭治の椿。こんな壁紙が欲しい。。
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非公開の椿書院のふすま絵↑が気になります。
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日本最古の芝居小屋“旧金毘羅大芝居”の葡萄棚天井。ここから花吹雪が舞うそうです。こんな空間の居酒屋つくりたいのですが。。ジャパニーズビヤホール!
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栗林公園聴月亭。いい建築でした。夢や遊びのある建築の力強さに脱帽です。

一泊でしたが新旧の多くの建築を見ることができました。やはり長い年月使われている建築は多くの人々から愛されている建築です。薄っぺらい機能性だけを付け加えた建築では多くの人の心を惹き付けることができません。
伊勢にいった時も思いましたが、改めて誰の心にも届く壮大なシナリオが建築には必要なのだと気づかされました。少しだけ汚れた心が洗われた気がします。




視察《シンガポール》 [旅行]

現在進行形の成功例である都市部の統合型リゾートと、それとは対照的に島全体をリゾート化した滞在型リゾート施設の比較視察へシンガポールとインドネシアへ行ってきました。なんつって...

久々にゆっくりと田舎島でのんびりと日がなビーチで読書。そして発展を遂げるエネルギーだらけのシンガを満喫してきました。いや〜充実した旅行いえ、視察でした。 写真アップしときます。IMG_2624.JPG

朝5時チャンギ国際空港。天井照明の金属板の反射板が延々と続く空間。 

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 フェリーでインドネシアのビンタン島へ。ホテルの泊まったvillaから。 

 

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何も無い島なのでサンセットまでずっとここで。 

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リゾートから離れ、ローカルの台所へも。 

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所変わってシンガポール。 

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 シンガ流のデザイン。植物をマテリアルとすることとやや高級感のある仕様はマストのようです。ほんとどこにでも植物のスペースが設けてある。 

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ガーデンバイザベイ。ここはよかったです。この小さな国土のど真ん中にこの広大な森をつくってしまう都市計画に脱帽です。どこぞの北ヤードの計画にも期待したいものです。ただただビルが建つ街はどこにでもありますし、その都市のコンセプトが必要なんでしょうね。 

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無料で開放された植物園。マリーナエリアのほど近くで横になれる場所。公共空間の開放性高いです。 

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 ステンレスすだれの外壁。 風に揺れる外壁でした。 

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かの有名なプール。卒業設計をそのままつくちゃったみたいな。かなり気持ちよかったですね。 

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バクテー。行列ができてる見せをたまたま発見。めちゃくちゃうまかったです。松發肉骨茶っていう店でした。次も行きたいお店です。  

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これは食べなきゃのチリクラブ。これで1.8kg! 

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palm beachという人気店です。どの店もこれぐらい繁盛してました。エネルギッシュです。  

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水辺にはレストランとそのテラスが続き、5時以降からお酒や食事をする人たちで賑わいを見せていました。環境を活かした街づくりが印象的でした。こういったウォーターフロントの作り方には日本にないものを感じさせます。 

いい視察になりました。仕事がんばります! 


信州《八ヶ岳山麓》 [旅行]

猛暑から逃れる為、パソコン片手に長野県にいってきました。松本出身の前谷夫人から情報をいただき、メインとなる場所は一通りまわることができました。結局スケジュールを過密にしすぎてパソコンは一度も開くことはありませんでしたが。。。帰って図面かきます。
まずは八ヶ岳中信高原にある白樺湖から車山高原、美ヶ原とまわって松本市へ。写真は標高1400mにある白樺湖。戦後一大リゾート開発した場所です。清里や白馬等と同様にバブルと昭和の残り香がするリゾート地で、美しい景観と共に廃墟化したホテルが沢山あります。団塊の世代をターゲットとした浮かれたリゾート地は小学生だった頃あこがれでしたが、世代が一巡して子供と行くと色々なことが見えてきます。
涼しくて美しい自然が作り出した最高のロケーションと人の欲望むきだしの昭和な建物群の対比が何ともいえません。今となってはこれはこれでノスタルジーすら感じる面白い場所になっています。
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かわって灼熱の国宝松本城。の天守3階。入場規制がかかる程の人出でしたがこの空間は誰もが素通りするぽっかりあいたボイドです。窓がほとんどなく低い天井高が独特の空間をつくっていました。
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最上階天守閣。ザックリした構造が力強く美しかったです。
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伊東豊雄設計の松本市民芸術館。R0015793.jpg
心地良い光の操作でした。
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安曇野にある内藤廣設計のちひろ美術館。庭を上手く利用した美術館でリゾートホテルのよう。このままスパに改装できそうした。
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信州といえば蕎麦。田舎と二八のあいもり。
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松本市生まれの草間彌生デザインバス。
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八ヶ岳山麓の赤松群。凄いルーバー。ふすま絵に。。。
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そして八ヶ岳山麓の山梨側にある小淵沢の中村キースへリング美術館へ。
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北川原温設計で斜めやR等、形態操作を多くしていますが、明暗や大小のコントラストのはっきりした空間は圧巻です。実物はみたことはありませんが、おそらくオスカーニーマイヤーのよう。久々に大ヒットの美術館でした。外観に見える中心のR型の空間がそのままの形でメインの展示室になっています。天井高さは10m以上で床も全面傾斜しています。企画展では用意できない空間がありました。おすすめです。
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淡路島 [旅行]

淡路島の岩屋に海の見える別荘を計画中ですが、その調査を兼ねて小旅行に行ってきました。まずは寝不足&栄養不足&渋滞のイライラを解消する為に腹ごしらえからです。
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港町定番の海鮮丼。今回は福良港の山本水産のもので、生シラスがのっています。美味しいー!R0015613.JPG
続いて直ぐ横にある遠藤秀平設計の福良港津波防災センターへ。写真は屋上の避難スペース。
不幸にも竣工後に東日本大震災がおきてしまい津波の想定高さを見直す必要があった為、避難所としては利用しにくいようです。。。奥にみえるのが同じく遠藤秀平設計の淡路人形会館。
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淡路人形会館も津波を意識しているのか閉鎖的な建物。反対にオープンな一階のピロティーは海外の建物のような美しさがありました。視線の抜けとコンクリートの質感が美しい。
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洲本市にもどって洲本市立図書館へ。ここは旧鐘紡洲本工場の煉瓦建築をリノベーションした建物です。街の中心にあるので周りの病院や公共施設も同じく煉瓦造りで新築しており、まとまった町づくりがされています。景観としては形態ではなく材料で統一する方がわかりやすい気がします。
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よく利用していた関西大学の図書館は同じ設計者で新しい煉瓦をつかった建物。素材はどれも似た様なものを選定していますが、煉瓦の経年変化で全く違う印象になっています。素材の力に改めて感心させられました。
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内部はシーンでみると関大図書館と同じです。
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そしてお施主さんから別荘の参考にして欲しいといわれた洲本温泉花季へ。ロビー圧巻でした。まさにパノラマ。日常を忘れる事ができる空間です。そのままではなく、この気持ち良さを少し異なった形でご提案できたらと考えています。
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久しぶりにもう一度行きたいと思えるお宿でした。馬車馬のように働きます!



台湾の食 [旅行]

台湾と言えば食ということで教えてもらってたディンタイフォンとジンディンロウへ行きました。なんでもディンタイフォンはミシュランの星をとってるとのこと。ジンディンロウはそこで修行してたシェフの店で2店とも地元の人に大人気だそうです。まずは小龍包を。食べ方を教えてもらって、レンゲにあつあつの小龍包をのせて汁を出す。それを一気に飲み込む。うますぎ。それからショウガをいれた醤油と酢をつけて食べる。2度美味い。小龍包以外にもに食べ比べてみるけど、どっちも何を食べても美味しかったです。さらに店で食べた後も少し歩いて、屋台がひしめき合う夜市へ。台湾の夜は長く続きました。あー今日も食べたい。

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台湾 [旅行]

先日台北へ現地視察に行きました。思ってたよりも寒くてダウンジャケットを着込むも、街のエネルギッシュさにテンション上がり、体感温度も上がりました。実際に台北市内をタクシーや地下鉄を駆使して動き回り感じた事は、街のコンパクトさ。どこにいても次の場所に30分以内で移動できる感じ。どこに行ってもお店や共同住宅、ホテル、お寺など必要なものが混在してました。さらには街の隙間とでも言える場所で市場が行われてて、活気を生んでいる。合理的な街の使い方をしてるなーと感心しました。巨大さよりコンパクトさの方が何かと魅力あるなあと。全体的にはやや古い街っていう印象ですが、エッジのきいたデザインや洗練された建物などとの対比がおもしろい。昨年行ったバンコクもそうでしたが、勢いのあるアジアの街は本当におもしろいですね。まあ何よりも親切な人の癒しに魅了されました。

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伊賀上野②【伊賀焼き長谷園&上野ガス】 [旅行]

伊賀上野で頑張っている企業をみてきました。
伊賀焼きの長谷園。Richer等の女性誌でも取り上げられている蒸し鍋で有名な窯元です。広大な敷地に色々な建物が建っており、低層の瓦屋根が続く風景は酒蔵のようで情緒があります。
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写真は文化財に登録された大正館。今は休憩コーナーになっています。
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旧登り窯。これまた登録有形文化財
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渋めの伊賀焼きと『やきやきさん』を購入。早速試してみました。低温でじっくり焼くので煙が出ず、油が落ちて美味しくいただけます。遠赤外線がでるようです。只、焼けるのに凄く時間がかかります。

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三重県伊賀市丸柱569

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続いて上野ガスのショールムです。佐々木龍一氏の設計でSDレビューで計画段階は見ていましたが、実際に出来ていました。@1200ミリの集成材をつかったフレームが山並みの様に連なり空間をつくっています。各フレームの中に手前からカフェ、イベントスペース、料理教室、ショールームが入っています。
閉塞感のある地方の起爆剤になるように企業がお金を使う。これぞ一石二鳥です。
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旧市街にある上野ガスが町家を改装してつくった“まちやガーデン伊賀・色々“。イタリア料理とギャラリーショップ、情報発信のライブラリーが入っています。伊賀市では町家を利用した飲食店の起業に助成金がでたり、町家情報バンクで空き家の情報がみられたりと、町家を使った集客に取り組んでいるようです。
FLAMME(上野ガスショールーム)
三重県伊賀市上野茅町2668-1
まちやガーデン伊賀・色々
三重県伊賀市上野農人町423番地


伊賀上野【近代建築(坂倉準三)】 [旅行]

大阪からも名古屋からも車で1時間半の所にある三重県伊賀市にいってきました。伊賀市は上野城を中心とした城下町として、また伊勢神宮参拝の宿場町として栄えた街です。
服部半蔵に代表される伊賀忍者(半蔵は武士ですが)。松坂や近江牛よりマイナーですが味はピカ一伊賀牛。土鍋をつかった蒸し鍋で最近注目を集める伊賀焼き等で有名ですが、その他にも芭蕉の故郷で多くの遺構が残っていたり、名古屋の高島屋や大阪伊勢丹でやたら行列ができているモクモクファームの本拠地であったりと観光資源豊富な地域です。
しかし“るるぶ“などの旅行誌でも2.3ページしか割かれていないエリアで、なかなかイメージしにくいので、実際にいってきました。
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平山城である上野城の足下にあり、最近取り壊しか保存かで揺れているのが坂倉準三設計の伊賀市庁舎群です。城下町と上野城の間に位置し、街の大通りに面した、市民だけでなく観光客も確実に目にする好立地な場所に建っています。
コルビュジェか?と思う程、ザ・近代建築という感じですがブリーズソレイユがファサードをつくっているので線が細く非常に綺麗です。全体的には低層で横長なので、近代建築特有のゴツゴツした威圧感もなく凄く品のある建築に思えます。やはりプロポーションって重要です。
反対側の駅前再開発では地域の都市コンサルの問題を浮き彫りにしたかのような無理矢理な和風のビルが建設中で、同じ様な開発なら断然残すべきだと思う反面、これより美しく愛される最も進んだ建築ができるのであれば仕方ないのかなーと。(新旧のコンペ対決。)
和風の街並を売りとした地域は日本各地にあるので+αが必要。日本でも擬洋風とは異なった近代建築が観光資源になる時期に入っているような気がします。市庁舎群を上手く利用できたら、面白いことになるかもしれません。
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伊賀市庁舎群から上野城目指して登っていく途中にあるレストハウス(売店)です。一本の柱で支えられた傘型の東屋の下に売店があります。久々にゾクゾクしました。案内所で設計者をきいてもわからないとのこと。もどって調べるとこれまた坂倉準三。この立地、この規模。羨ましい限りです。
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伊東忠太の俳聖殿。思った以上の大きさです。
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芭蕉翁記念館。設計不明。山の中腹に建つ足下のぬけた近代建築です。悪くありません。
↓新しいのを計画しているようです。プロポーザルになれば参加したいと思います。
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上野公園内、慰霊塔。設計者不明。
中心に樹が一本、それをコンクリートの垂れ壁で囲っています。空はぬけ、美しい陰影が。。。
心しびれます。


グアム [旅行]

先週末は親族の結婚式でグアムへ。結婚式の日以外は特に何もしていませんが、レンタカーで観光地から離れローカルな場所を巡ったり、海でプカプカ浮かび、疲れたら浜辺で寝て、起きたらサンセット見るという贅沢な時間。うん、サイコーでした。南国のゆっくり流れる時間もいいもんです。

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