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BANGKOK視察 [旅行]

今年は9月が最も忙しい時期でしたがそんな中、合間を見てバンコクまで視察へ行ってきました。国王が崩御される少し前で、いつものエネルギッシュで生命力のある瑞々しい都市に身を浸してきました。訪れる度に街の成長を散見できる国際都市だと感じます。まあ、善し悪しはあると思いますが、街が目まぐるしく変化していく様を見る事の驚きや感動がここにはあるように思います。
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デザインも大胆です。街全体がこんな感じのデザインで溢れています。

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外の通路と繋がるカフェの集合体。敷地内に路地を巡らせ各店舗を繋いでいます。単純な構成ですが、さらっと作っちゃうあたりがいいですね。ほんとここは気持ちよかったですね。専有面積ばっかりを気にしすぎる日本のテナント物件なんかと比較するとなんて余裕があるのかと。

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ビビッドな色合いのタイフード。タイメシは何食っても旨いですね。

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カオマンガイはとりあえず食べます。アソークにあるカオマンガイ屋さんはかなり旨いです。




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そしてビーチに移ってでだらだらと食事。もう視察ではありませんね〜。パワーチャージ完了です!




寿司・お料理 豊後太郎《北新地》 [設計&PROJECTS]

北新地のお鮨屋さん"豊後太郎"さんの移転に伴う工事が完了し、先日オープンされました。お話をいただいてからオープンまで1ヶ月半とめちゃくちゃタイトなスケジューリングでしたが、業者さんたちのおかげでなんとか間に合いました。今回のこだわりは桧の厚み60mmのL型無垢カウンターと付け台で、カウンター内には桧で作ったネタケースを入れ込んでいます。舟形シンクの上に無垢のまな板を載せるとカウンターと一体となり、料理人の手前が目の前で見る事が出来ます。ここでは美味しいお酒と一流の料理が味わえます。年明けに竣工写真を撮りたいと思います。http://www.bungotaro.jp

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完成1日前の状態。上品な土壁と木の質感が溢れる客席になりました。

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個室。場所柄、完全個室が好まれるため、プランニングに苦労しました。4名〜12名までの利用が可能です。スプルースの建具には和紙入りのアクリルを入れていきます。

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1ヶ月半前はラウンジの状態でした。いやー本当に間に合って良かった。いつもの業者さんと不動産屋さん。





鮨と鉄板さくやま《裏福島》 [設計&PROJECTS]

福島の"鮨と鉄板さくやま"が完成しました。福島の人気のお鮨屋「藤屋」さんの新しい展開です。裏福島と呼ばれるエリアにある長屋の1階です。このお店はおまかせスタイルで、その日の新鮮な素材を使った次々と美味しい料理をいただけます。特に今回は初めて鉄板焼きを出すということで、色々と鉄板焼きのお店を調査し、試行錯誤を重ね鉄工所で鉄板焼き台を誂えてもらいました。鮨は間違いなく美味しいのですが、この熱の入った料理も中々のものです。鉄板には穴を開けており天ぷらも目の前で調理してもらえます。おもしろくて美味しいお店なので是非食べに行って下さい。要予約です!竣工写真は年明けにでも撮りたいと思います。https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27095269/
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無垢カウンターと桧のまな板が付け台と同じレベルでつながる緊張感のあるつくりです。

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料理の腕はもちろん、おもろいオーナー。

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お刺身から鉄板焼き、天ぷら、鮨となんでも出てきます。コースは色々ありますが7000円コースがオススメです。

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イクラと子持ち昆布ともずくに卵黄をかけたもの。通風怖いですが、めちゃくちゃうまい。

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昆布の上で焼いた白子。


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雲丹の上に2段重ね。

ちなみに長屋の2階はカフェになっており、昼間は猫ちゃんと戯れれます。猫好きの私も通います。



くらわんか餅の世界《枚方市》 [設計&PROJECTS]

枚方市のお餅屋さん”くらわんか餅の世界"が完成しました。4坪と小さいお店ながらくらわんか餅同様に素材感にこだわったインテリアになりました。暖簾やパッケージのアートワークはバランスさんです。ホームページに写真をあげていますのでご覧下さい。http://www.tofu-ao.com/tofu/kurawanka.html

大阪枚方の銘菓、くらわんか餅の販売店です。歴史を踏襲しつつも今までにない最上級の素材を使用した くらわんか餅をだすお店なので、4坪とコンパクトなお店ながら、インテリアも食材同様の質と素材感を表現しなければなりません。そこで店舗自体をショーケースに見立て、外部にL型に大きく開くプランにし、内部はL型カウンターを中心に配し、鏡の虚像によってロの字カウンターをつくることで面積以上の広がりを生み出すようにしています。仕上は鏡、漆喰、ガラス、鏡、楢の羽目板、桧、MORTEX、墨モルタルとコストの許す限り色々な素材をつかうことで、伝統を受け継ぎながらも素材の多様性で新しさを生み出すくらわんか餅の世界を表現しています。暖簾や紙袋などはアートディレクターと協同で提案でしています。

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焼肉JIRO《北新地》 [設計&PROJECTS]

北新地の焼肉JIROが完成しました。最高級ランクの近江牛を適正な価格で提供される焼肉屋さんです。煙の出ないロースターを採用しており店内はとても清潔です。ホームページに写真を上げていますのでご覧下さい。http://www.tofu-ao.com/tofu/jiro.html

北新地の焼肉店です。煙の出ないロースターテーブルを採用し、通常の焼肉店には必要となるダクト工事が必要無く、床上げやダクトの囲い壁が存在しないためすっきりとした印象のある焼肉店となっています。店内は。ダークブラウン系の色調で統一し街の雰囲気に合った落ち着いたインテリアとしています。ベンチソファ壁にはコールテン鋼(錆鉄板)をテーブル席には黒の粗面タイルをリズミカルに貼っています。
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入口から店内を見る。

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ダークブラウンを基調とした落ち着きのあるインテリアに。

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厚切りのタンが極上でした!






中国青島のたこ焼き屋さん《岡崎章魚焼》 [設計&PROJECTS]

中国はチンタオのショッピングモール内にあるたこ焼き屋さん「岡崎章魚焼」が完成しました。ホームページに写真をアップしています。アートワークはBalanceさんです。キャラクターゆるいですね〜。年明けに視察で青島行きましょう! http://www.tofu-ao.com/tofu/okazaki.htmlDSC_0627.jpg
タコと男の子のキャラクター。

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ファサードです。





AK-HOUSE 地鎮祭 [現場]

豊中市で進すめていまいりましたAK-HOUSEの地鎮祭が先日、無事とり行われました。
昨年、10月に宴席で初めてご一緒させて頂いたお施主さんが、半年後に土地を購入され、設計のご依頼を頂き、出会って一年後に地鎮祭という一年前には想像もつかなかったこの状況に感無量です。
プロジェクトを任せて下さったお施主さんの男気に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。


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秋雨前線のせいか雨の日の多い中、奇跡的にカラリと晴れた地鎮祭でした。
施工は敷地のご近所にある松本工務店。司会者付きのしっかりした地鎮祭に気の引き締まる思いです。

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初期のプレゼン案です。テラス付きのガレージハウスという多趣味なお施主さんにあわせた遊びの空間を大きく取った案です。
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最終案は北側斜線と敷地の形状を利用した5角形の方形屋根にテラスを組み込んだプランです。

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途中の平面のスタディ。大分落ちつてきました。

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11月の下旬建て方に向けて外観の素材をスタディ。
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打合せで何度も使わせて頂いた。戦国 炭火焼鳥本陣。
比較的大き目な串ながら、何を食べても新鮮で繊細です。
同じ焼鳥ながら日頃、家族で行くチェーン店とは全く別の食べ物です。
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鳥肝。抜群です。
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つ・く・ね・最・高

戦国料理 炭火焼焼鳥 本陣
豊中市浜2丁目16-1


呉→SANAA@岡山 [建築&アート情報]

広島への帰省がてら、岡山市内のSANAAの建築群を見に行ってきました。まずは岡山駅の南側にあるJUNKO FUKUTAKE HALLへ。名前でわかるように岡山本社であるベネッセの創業者の娘にあたる福武純子氏から寄贈された建物です。直島を含めアートや文化に造詣が深く地元愛に溢れた一族なのがわかります。
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6枚の屋根がそれぞれ異なった高さと勾配によって場を従えつつ、連続しながらオープンな空間を構成しています。
屋根でオープンな場をつくっている意味では日本的な要素も。老若男女に受け入れられそうな建築でした。
敷地がより広くて引きがあればよりSANAAっぽさが浮き立つ気がします。
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JUNKO FUKUTAKE HALL

続いては岡山市内の北側に位置し、これまた岡山大学の敷地内にあるJテラスカフェです。JはJUNKO FUKUTAKEのJです。山裾の閑静で自然豊かな学生通に面しており、比較的広い敷地に面しているので構成も含めてSANAAっぽそさがにじみでています。
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薄い屋根、細い柱、広い土地に自由に場をこしらえる、そんな大らかな建築が羨ましく感じます。
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早朝の訪問の為、内部に入る事ができませんでしたが、グラスハウスの為ほぼほぼ見学可能でした。
J TERRACE CAFE

カフェの前の道を隔てた所にあるのが岡山大学交流広場のパーゴラです。
早朝で誰もいなかったせいもあり、原初的でプリミティブな建物に神聖さすら感じました。
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学生時代にはお洒落にしかうつっていなかったSANAA建築ですが、改めて見学するとクリエイティブという意味で、日々の業務との距離感を痛感しました。
世界のトップレベルとの差を感じつつ、うな垂れながら帰路に。
先は長ーい!

地鎮祭《立花アパートメント》 [設計&PROJECTS]

7月吉日、立花アパートメントの地鎮祭が執り行われました。間口が広い変形地に8戸の集合住宅を計画しています。敷地形状に沿って建物が雁行していく形態とし、それぞれに色合いや質感の異なる外壁をセレクトしています。昨年のSOLMIYAUCHI同様に暑い中執り行われましたが、ときおり通り抜ける涼しい風がこの敷地の心地良さを再認識させる地鎮祭となりました。
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夜はオーナー主催の納涼会に参加させていただきました。場所はオーナーと親交のある国木田かっぱさんのお店「ロックカフェUSA☆GI」。エルヴィスプレスリーのグッズが所狭しと並べられたかっこいいお店です。オーナーとかっぱさんは今年も6月にアメリカへプレスリー詣でに行かれていました。たくさんの関係者が集まり楽しい夜を過ごさせていただきました。いつもありがとうございます。着工に向けてがんばります!
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浪速区元町共同住宅《上棟》 [現場]

5月末に着工した浪速区の共同住宅が無事上棟しました。途中まさかの埋蔵文化財の試掘調査で古伊万里の茶碗が出てくるという大ハプニングに見舞われましたが、本調査を一日で終わらせもらい大きな遅れもなく現場進行しています。折半とはいえ、埋蔵文化財の調査費用を土地の持ち主が払う制度には少し疑問が残りますが。。
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今回構造は軽量鉄骨のK型フレームを採用しています。重量鉄骨と比べ木造程の柱サイズなので上棟時は躯体が凄く綺麗に浮かび上がります。
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耐火構造なので床版はALC張り。写真は2回目の中間検査で、無事合格できました。
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このK型フレームは基礎の配筋前に鉄骨の土台を据えるのも特徴で、土台下は特に鉄筋が集中するので毎回鉄筋工の職人さんが悪戦苦闘しています。

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外壁はコストを考慮して窯業系サイディングのフラットを採用していましたが、美的にも金銭的にも金属サイディングとどちらが良いか検討&見積中。
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今後の旅館業法の規制緩和を見越して、合法的な民泊或は簡易宿所で運用した場合のイメージを検討。
ドイツ製のお手頃アクセントクロスを選定しています。

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