服部緑地植物園《瀧光夫》 [建築&アート情報]
近所にある服部緑地の植物園に5年ぶり程に行ってきました。全国で建築と緑を組合せたデザインを手がける瀧光夫の30年前の作品です。建物の劣化や痛みは酷いですが、敷地の高低差を利用したランドスケープに溶け込んだ建築の美しさは健在です。
日曜日なのに室内は貸し切り状態です。環境の良い場所でまわりも緑だらけなので、植物園のインパクトが薄まってしまっているからかもしれません。都会に植物園を置き、郊外の公園には図書館やランニング者用のレストスペースや中之島公園のカフェのようにある程度の用途を入れた方がより公園のバランスがよくなる気がします。
ランニングブームで、公園全体にある程度の賑わいがある今だからこそ、もう一度、既存の公園のあり方を考える必要がありそうです。
2015-04-20 10:42