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田舎飯@能勢豊能亀岡[併設系] [食道楽]

ありがたい事に昨年から、土日も作業や打ち合わせに追われるようになり、日曜お昼の超ショートトリップで束の間の非日常を味わう事が心の平穏を保つ薬になりつつあります。
新御堂を飛ばして、箕面のトンネルを抜ければ、15分で大阪とは思えない長閑かな景色に出会えます。
食事のクオリティーだけ取れば都会のレンストランの方が上かもしれませんが、美味しい空気と食べる新鮮な食材のシンプルな食事はまた別もの。
食事、接客、価格と、食事処を測る指標は多々あるものの、SNSの発達と共に他と異なるロケーションというのが今新たな価値として見直されつつある気がします。。
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まずは北摂の朝市や道の駅等で見かける山口納豆さんの工場直売所に併設されている〝ぐりとよキッチン〝
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土日祝のみの営業ですが、バイカーやローディーの人で賑わっています。
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工場内の角、長閑かな景色の見える杉のフローリングを張った一室が食事処です。
写真は少し古い物ですが、今はもう少し直売所も綺麗にレイアウトされています。
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普通たれ、紫蘇、からし、ラー油の4種類の納豆が食べ放題。一人で10個程食べている人も見かけますが、納豆は栄養価が高い分、高カロリーなのでいつも2個程で我慢。。
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定番の納豆ご飯定食500円。納豆自体、大豆の味が濃厚で美味しい上にこのヘルシー感がたまりません。
普段アルコール漬けの毎日への罪悪感からも少しだけ解放させてくれます。
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次女は納豆嫌いなのでいつも大豆のキーマカレー。ここのカレーがお気に入りです。
ぐりとよキッチン
大阪府豊能郡豊能町余野532
072-739-2336
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ぐりとよキッチンより、亀岡側に423号線を走るとみずほファームの直売所とそれに併設した生卵食べ放題の定食屋さん〝弁天の里〝があります。
直売所自体小さいですが、品揃えは結構充実しているので、美味しい鶏肉と野菜を買って夕飯に利用しています。
普段のスーパーとは素材が別物なので、フライパンで焼くだけ、いつもと違ったクオリティーの夕ご飯に。。
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食堂スタイルの単品、小鉢注文でオリジナル定食を作りながらの。卵食べ放題。
普段、生卵を食べませんが、照り、色味、黄身のR感が違い美味しかったです。
弁天の里
亀岡市西別院神地御手洗8
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田舎飯&併設系でも珍しいお寺併設のカフェが、比較的新しい宗派、妙見宗の総本山本滝寺にある〝ほんたきの山カフェ〝です。
深い妙見の山にあり、非日常を体験できる仏教の中でも個人的に好みな修験道から派生のお寺だとか。。
行基→真言宗→日蓮宗→天台宗→修験道と少し変わった変遷の後に昭和21年に妙見宗を開かれたそうです。
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カフェは山の斜面からせり出したコンクリートの人工地盤に作られています。
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本殿横の宿院の奥にひっそりとあるので、目的としてこない人しかわからないつくりです。
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食事メニューはこの一品。薬膳生湯葉カレー1200円。生湯葉ののった茶飯にタイカレーにも似た小麦のとろみのないサラリとした感じに、スパイスと牛蒡のコリコリ感が絶妙な一皿。体に良いを謳い文句にした食事は何か物足りなさを感じてしまいますが、このカレーは旨味のあるしっかりした味わいで大満足です。
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投入堂の地蔵堂や文殊堂から見る景色に似て、人工物が見えない風景が大阪府内に。。日常に疲れた人にお勧めです。
ほんたき山のカフェ
大阪府豊能郡能勢町野間中718
072-722-0028

パポッキオ南船場《サンデーランチ》 [食道楽]

コンペやプレゼンが重なり休日出勤が続く中、一つ悩みなのが事務所近くのレストランが日曜はほとんどお休みということ。そこで、日頃はなかなか超えない御堂筋を超え、久しぶりに南船場4丁目まで足を運んでのランチです。
この日はイタリア人CGデザイナーのマッシモと打合せも兼ねてナポリピッザの名店パポッキオへ。
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本場のピザ職人がいるお店なのでイタリア語で日本についての意見交換をしているとか。。絵になります。c.jpg
 丁度この日は東野の37回目の誕生日。頼む予定のないワインをボトルで注文です。
ここは日本の大阪で且つ仕事中ですが、イタリアではランチでワインは当たり前のことだそうです。 
右の好青年はドミノピザでもアルバイトをする模型マイスターの児島くん。
ピザの焼き方と窯の火加減を熱心に見入っています。 
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 前菜の盛り合わせ。一品一品しっかりした味付け。ワインとも相性抜群です。IMG_4187.JPG
そして、ピザ 。もといピッツァ。シーフード! 最高です。
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幸せな時間 を過ごすことができました。
家族でもこれそうなので、日曜日のゆったりしたランチにお勧めです。

南イタリア料理 パポッキオ 南船場店 
大阪市中央区博労町4-7-5 

肉骨茶バクテー《アンファン powerfoods Anfang》 [食道楽]

本町駅近くにあるアンファンで日本では珍しいシンガポール&マレーシア料理の肉骨茶が食べられます。思いのほかアッサリ、ローカロリーでコラーゲンたっぷりなので、女性や夏バテ時、二日酔いの日には最高です。本町近くの異国料理好きの人はランチのみですが是非。小トリップできます。
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写真はシンガポール肉骨茶。胡椒のスパイシーさが五臓六腑に染渡ります。マレーシア肉骨茶は香辛料の中にも少し甘めでこくのある味付けで、その日の気分でマレーシアかシンガポールか選ぶ事ができます。
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マレーシアからきたしゅん君。肉骨茶と日本の風呂を愛するシェフです。
大阪府大阪市中央区安土町3-2-8 本町ABCビル1F

いろり山賊&錦帯橋《岩国》 [食道楽]

家内の実家へ帰省ついでに岩国に立ち寄ってきました。山口本社の営業マンから予々伺っていたアミューズメント飲食店、いろり山賊へ。朝の10時に行ったにも関わらずかなりの人が来ています。神社の参道で開かれる縁日の屋台を恒久的にしたつくり+京都の川床をザックリさせたような雰囲気は子供はもちろん大人でもワクワクする雰囲気です。
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雨の日が気になるほぼオールオープンテラス席
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地形に合わせて色々な所で宴会が。年中花見状態です。
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運転なのでノンアルコールと山賊焼き。
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岩国に行かれる際は是非。
〒740-0314 山口県岩国市玖珂町1380−1

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はい、錦帯橋です。
大自然にかかる人工美。こんな仕事がしてみたいと本気で思える美しさでした。
ただこれ以外見る物がほとんどない、街がない観光地。
それが逆にゆっくりとした贅沢な時間を過ごすことができました。
仕事がんばります!

レセプションパーティー!《焼肉diningいな穂》 [食道楽]

先日、お引き渡しした生野区にある焼肉ダイニングいな穂でレセプションパーティーがありました。久しぶりの焼肉に気分上昇です!
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現場を支えてくれた職人さんも楽しそうでした。
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最強の牛タンの後に最強のバラとロース。写真でも伝わると思います。お肉の違い!本と美味しかったです。
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火を囲むと妙な連帯感が生まれます。飲む人も飲めない人も話弾む夜になりました。
焼肉って本といいですね。
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帰りのタクシーの中で建具屋さんが、どじょうのスープが絶品だったと。次回必ず飲んでみたいと思います。
いやー美味しい&楽しかったです。本当にありがとうございました。

焼肉DINING いな穂
大阪市生野区田島1丁目6-12

東海三県グルメ旅 [食道楽]

明けましておめでとうございます。本年もTOFUをどうぞ宜しくお願い致します。
今年も目標は良い建築&ダイエットです。

さて、年末年始の帰省の道すがら、東海地方で評判の個性的なお店に立ち寄ってきました。
どれもチェーン店にはない、そこでしかない味わえない雰囲気がありました。地元に愛されているのがわかる納得のお店ばかりで、お勉強になりました。
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まずは三重県の志摩にある東山物産。鰻が高騰する中、1.5切れから5切れまで量を選ぶことで、お手軽に頂くことができるお店です。
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パリパリの香ばしさとふっくらした身の絶妙な仕上がりは愛知、岐阜の鰻にも引けを取らない美味しさでした。久々の鰻に大感激です。鰻は関と思っていましたが、次回は三重鰻のメッカ、津市に行きたいと思います。
東山物産
三重県志摩市可児町鵜方4032


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志摩の帰りに寄った四日市市にある大遠会館まぐろレストランです。まるで公民館のような佇まい。
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四日市は昔マグロの遠洋漁業基地があった所だそうで、その船員の食堂を一般に公開したのがこのこの食堂です。
この年期の入った場末感が格安海鮮丼にあった熟成された空間と捉えると合点のいくデザインです。
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海鮮丼。酢飯で食べる海鮮丼は格別。雰囲気や金額を含めバランスの良い普段使いしたいお店です。
大遠会館 まぐろレストラン
三重県四日市市富双2-1-4

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愛知に戻って、大須へ。この界隈は味仙やコンパル、矢場とん、チェザリ等、名古屋を代表するお店があるエリアで、名店ひしめく表通りから一本裏路地に入った所にあるのが、今回訪れたすゞ家です。
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揚げ物系の洋食といわれると平均的に美味しいイメージで、群を抜いてというのあまり食べた事がありませんが、ここのは今まで食べた中では食材の旨味、柔らかさ、揚げ加減共に別格のお味。表通りの名古屋を代表する味噌カツより断然にお勧めです。是非!
すゞ家 大須赤門店
名古屋市中区大須3-11-17
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最近、岐阜愛知で店舗数を増やす元祖タンメン屋です。正月早々に岐阜の本店に行ってきました。開店後あっという間に長蛇の列です。
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そもそも比較対称となるタンメンを食べたことがないのですが、野菜と豚肉の甘みとニンニクの効いた透き通るスープの旨味、細平ストレート麺の相性は抜群でここ最近の中では間違いなく一番美味しかった一杯です。できて間もないお店だそうですが、老舗感のある優しい味なので、全国に広がっていく気がします。
元祖タンメン屋

大人の遠足in神戸《中華三昧&竹中大工道具館》 [食道楽]

定期的に開いている大人の遠足。今回も家族の反対を押し切り神戸に行ってきました。まずは新しくできた竹中大工道具館へ。と思っていたら、餃子研究家の2人の意向に添って“ぎょうざ大学元町店”へ。神戸餃子の味噌だれとビールが合います。2人前からの注文ですが、1人前270円なので財布にも優しく、行列の理由が分かります。
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ぎょうざ大学元町店
神戸市中央区元町通2-3-5


続けて元町の高架下にある、台湾料理の丸玉食堂へ。場末中華の代表格です。こちらも価格が良心的で屋台のような雰囲気が昼飲みの罪悪感を消してくれます。豚天、腸詰め最高でした。
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丸玉食堂
神戸市中央区元町高架通1-124

長い道草の後、漸く新神戸駅近くの竹中大工道具館へ。六甲山系と連続した自然豊かな中に、展示空間の殆どを地中に埋め、ボリュームを制限しながら、和と現代と自然とを上手く調和させた大人な建築がこの新館です。展示内容も大工道具を通しながら日本の職人の技術が如何に凄いかが伝えられていて興味深いものばかりです。
千代鶴是秀の鑿や鉋のように大工道具を茶道具のようにみると鑑定団的で興味深くのめり込むことができ、違った角度から大工道具を感じられるようになります。
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戦後、普請にお金を使うという粋人がめっきり少なくなり、高級車が増えても数寄屋建築が絶滅危惧種になりつつあります。それに伴い大工の技術継承も昔程スムーズにはいかなくなっています。お金持ちが木造で現代的に表現された数寄屋を普請する。或は、タワーマンションの一室を千宗屋や杉本博司のように数寄にリノベーションする。そんな流れがより公に広がり、脈々と今後広がり続け、海外には絶対真似できない“日本の価値”になりればと思います。それが将来的には輸出される程になれば和食のように大工技術が無形文化財なんてことも。
そして数年後そんな大工技術と関わりのある仕事ができたらと。。。願うばかりです。
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安井杢工務店作の茶室の構造模型。
竹中大工道具館

竹中大工道具館の余韻に浸りながら、疲れた体に鞭打ちつつ、夜の部、天満のライオン飯店へ。天満を代表するなかなか予約の取れないお店だとか。
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水餃子。皮がモッチモチで昼のものとはまた別物。ザ中華といった感じで美味しかったです。
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旨味濃厚な麻婆豆腐。パンチ力凄かったです。
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カニ身あんかけ炒飯。言わずもがな。
ライオン飯店。
大阪市北区池田町7-7


蕎麦切り大城@鶴ケ丘 [食道楽]

A-HOUSEの上棟に向け、鉄骨工場の仮組検査へ。その行きがけに寄ったのが、阿倍野区の鶴ケ丘駅直ぐにある蕎麦切り大城です。庭に面した大開口と大きなカウンターで空間を従えて、細かい間仕切りをつくらずに大らかな空間に仕上ています。窓や緑がいかに重要な要素かわからせてくれる内装です。
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壁面の一部には大谷石を使い全体として品のある印象を持つことができます。
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力強く歯ごたえもあるお蕎麦。盛りつけも味も最高でした。
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季節限定の秋刀魚丼。少しだけ日常を忘れられるランチタイムになりました。
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蕎麦切り大城

清粥小菜 明@江坂公園 [食道楽]

東三国にあった中華料理の人気店、明が江坂公園の向かいに移転したので、初ランチに行ってきました。ミニマルで落ちついた雰囲気の空間で上品な中華料理と中華粥が食べられるお店です。やはり一流の料理には料理を引き立たせる空間も必要です。東三国の時よりゆったりしていてより美味しく感じることができました。
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中華料理とは思えない外観。
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絶品の中華粥。ザーサイとカリカリに揚げがワンタンの皮がアクセントに。
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ふわふわエビチリ。
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豚肉と豆腐の四川風炒め。強烈な旨味。あっさりお粥と取り合わせ抜群でした。

鰻の澤千&井筒@多治見 [食道楽]

盆の帰省がてら岐阜県の多治見市へ行ってきました。美濃焼の産地として、また東海エリアでは数少ない国宝、永保寺のある街とて知られ、最近では40℃を超える灼熱の街としてもニュースで良く取り上げられています。
この多治見では、刃物で有名な関市同様、昔から窯元で働く職人のスタミナ源として栄養豊富な鰻が重宝され、今でも数多くの鰻屋さんがあります。そこで、日頃の器を買いつつ、久しぶりに老舗の鰻屋、澤千へ。。大好物ながら日常では殆ど食べない、いや食べられない、久々の鰻です。
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老舗なのに安普請で建替えるお店が多い中、増築部分はしっかりとした設計者を入れ、モダンで品のあるインテリアに仕上げています。
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久しぶりだからでしょうか、香ばしい匂い、パリパリの食感、濃厚で深い味、全てに大満足です。個人的に一番好きな関の辻屋より少しだけあっさりしており、もたれません。窯元巡りや永保寺観光ついでにお勧めです。
澤千
岐阜県多治見市本町5-24
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食後に同じく織部ストリートに面する陶器屋さん井筒へ買い出しに。途中で町家を切ったのか中庭inの珍しい建物です。
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アプローチに庭、玄関入って庭。贅沢なこのプラン、そのまま使えそうです。
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こういう“粋な余白”羨まし限りです。
器も色々な作家のものがお手軽価格で購入できます。この日はALL50%OFF。欲しかった豆皿セットをゲット。

井筒
多治見市本町5-9-1

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