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志摩観光ホテル《村野藤吾》 [旅行]

志摩市賢島にある村野藤吾設計の志摩観光ホテルにお勉強に行ってきました。
志摩観光ホテルは1951年に国内において戦後初となるリゾートホテルで、戦後の物資不足から鈴鹿市にある航空隊将校の集会場の木材を移築して建てられたホテルです。1961年に新館、1967年に現在のクラシックホテルが同じく村野藤吾の設計で建てられています。多くの近代建築が老朽化によって建てかえられている中、文化的な価値を考慮し、クラシックホテルとして今でも利用することができる建築愛好家にはたまらないホテルです。
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クラシックホテルと併設している1951年に建てられた旧館は宿泊施設としは利用されていませんが、村野藤吾建築博物館といった形で内部見学することが可能です。
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写真は元々レストランとして使われていた空間です。垂直性の強い木の表現が印象的です。
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食堂の木の力強い表現とは一転、繊細で優美なお茶室。

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鉄板ダイニング。+の建築家と言われるだけあって、装飾や内装はインテリアデザイナーにも負けない上手さです。
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お部屋もL型に廊下が付いており、居心地最高でした。部屋にある古いユニットではないお風呂も一興。
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華麗なる一族でも登場したレストラン、ラ・メール。夜は見えませんが、朝昼は最高の景色です。
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有名な黒鮑のバター焼き。経験として追加注文しましたが、味より値段にびっくりでした。
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メインが届いた所で娘の腹痛でレストランを退席する羽目に。
期待が大きかったが故に悲しい思い出になりました。

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